高校２年生は、入学後の１年で学年における自分の立ち位置がある程度固まってきており、危機意識を感じにくくなる学年です。この１年ずっと学年２００位台,３００位台だった子は、初めは「やばい…頑張らなきゃ」と思ってもそれが続いてしまうと、だんだんその立ち位置に慣れてしまい、危機感が薄れ、行動に移せず、部活などに意識を逃避させがちです。

最も危機意識の薄れやすい高２において、受験に向けて意識を向け、受験勉強に取り組むことができれば、それだけで大きな差をつけることができます。

例えば英単語です。学校の定期テストでやっているとは思いますが、それだけで定着できるほど甘いものではありません。受験勉強として１年かけて毎日コツコツ取り組むことができれば来年の今ごろには２０００語覚えることもそれほど難しいことではありません。

数ⅠＡは多くの学校で履修がすでに終了しています。そのまま何もしなければ次に復習できるのは模試の直しか学校の長期休みの課題くらいです。これを普段から計画的に復習できれば、この１年で数ⅠＡの基礎を固めることは簡単です。

すでに学校で学習し終えた教科や単元は、何も復習しなければ次にやれるのは来年の受験勉強のときです。そこで久しぶりにやってみるとほとんど忘れている、なんてことになれば受験勉強の効率に大きな悪影響を及ぼします。

高２は１年かけて受験勉強の下準備ができる非常に重要な期間です。しかし、目の前の課題や部活などにかまけて復習に取り組めていない子がとても多いように感じます。何をどう勉強すればよいかわからない、という子は是非ご相談ください。日々何をどのように取り組んでいくか、しっかりサポートしていきます。