当塾の中学生のカリキュラムは、家での取り組みをより重要視しています。理由は単純です。塾での学習時間よりも家で確保できる学習時間の方がはるかに多いからです。

塾の週２回の授業なんてせいぜい４時間程度しかありません。１週間のうち４時間で実力がついて成績が上がるなら誰も苦労しないわけです。長年学習指導をしていると分かりますが、成績が上がる子は塾ではもちろん家でも頑張って勉強しています。

一方で勉強ができない子ほど、塾に通っていれば大丈夫、塾で頑張っていれば家ではやらなくていい、という不思議な考えを持っている子が多いです。

普段の家での勉強時間が確保できていなければ、たとえ塾で頑張ったとしてもその記憶は１週間かけて着実に減退していきます。１週間後には、８割方忘れた状態で塾に来ることになるわけです。結局テスト前に一気に勉強量を上げることになり、知識が長期記憶につながりません。

当塾では中学生の家での予習はすべて管理しており、いつ何をどれだけ進めてきたかをすべて把握しています。家での学習をしっかり管理し指導することで、普段からコツコツ取り組む習慣づけをし、知識を長期記憶にできる勉強の進め方を身につけてもらいたいと考えています。

しっかり家で進めて来れる子は成績を上げますし、やらない子は上がりません。当塾はそれがより顕著です。家での取り組みがシンプルに結果に反映されます。

今回のテストで結果が振るわなかった子は、普段の取り組みから見直してみましょう。