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理系と文系の選択について

2016年09月24日

高校生は、2年生から文系と理系に分かれます。

今の時期から1年生はどちらにするべきか迷っているのではないでしょうか。私もよく相談を受けます。

 

自分のなりたい将来像が明確であれば、それに準じて決めればよいでしょう。しかしそうでない場合、つまり将来何になりたいか決まっていないけど、大学進学を希望している場合、どちらを選べばよいのでしょうか。

 

まずは文理の違いを簡単に説明します。

理系…社会1科目、理科2科目、数学Ⅲあり

文系…社会2科目、理科基礎2科目、数学Ⅲなし

 

英語や国語に関しては大きな違いはありません。

理系の理科では物理、生物、化学の3科目から2科目選択となります。学校によっては化学が必須になっているところもあります。生物と物理は選択ですが、工学部の多くが受験で物理を必須としているので、進路が決まっていない子は物理を選択しておくべきでしょう。対して社会は日本史、世界史、地理、現社などから1科目選択になります。こちらも必須科目が決められている学校もあります。

 

文系の理科では、物理基礎、生物基礎、化学基礎の3科目から2科目選択となります。基礎科目は難易度も低く、覚えることも少ないため、基礎なしの科目よりも負担は軽減されます。対して社会は2科目選択となり、覚えることも多くなります。

※学校のカリキュラムによるので詳しくは学校案内に従ってください。

 

数学Ⅲにビビっている子もいますが、実は難易度は数Ⅱとさほど変わりません。ただ使う知識は数ⅠⅡすべて必要ですから単に問題のバリエーションが多くなり、難しく感じるのです。また高2の後半から習い始めて高3まで授業がありますから、入試までの演習時間が必然と少なくなります。これも受験生を悩ませる要因の一つですが、勉強量でカバーするしかありません。

 

さて、理系と文系を選ぶ際に、不得意教科で決めようとする子が多いです。

数学が苦手だから文系、覚えるのが苦手だから理系、みたいな感じです。確かに苦手なことから逃れたいという気持ちもわかります。

 

しかしここは、「何ができないか」ではなく、「何を学びたいか」で考えましょう。学校の授業を受けていても、この教科は面白い、勉強していても苦にならない、そういう教科はありませんか?

 

不得意は改善できます。単に勉強のやり方が良くなくて結果が出ていないだけであれば、やり方を変えれば不得意だと思っていた教科が得意科目になることだってあります。

しっかり準備して、完璧だと思える状態でテストに臨んでいるという絶対的な自信があり、それでもテストで全然できない、ということであれば仕方ありません。どうでしょう?そう言い切れますか?

 

ちなみに嫌いと不得意は違います。嫌いな教科は生理的な部分や、小中から根強いものもあるので、勉強していて楽しくないですし、結果にもつながりにくいでしょう。

 

ただ私の感覚ですが、多くの子が、本当に嫌いなのではなく、テストで点数が取れないから嫌い、という考えだと思います。出来ないから嫌い、ということであれば、できれば好き、ということですよね。本能的、生理的に嫌いな教科、というのが本当にある子はそれを避けて文理選択すればよいでしょう。ただできないから、ということであれば単に不得意なだけです。やり方次第で好きになるかもしれません。

 

不得意はやり方次第で得意になりますから、判断材料としては不安定です。やはり、得意、好きといったポジティブな理由で決めたほうが良いですね。

まとめると、

得意な教科→得意ならば今後も継続して点数が伸びる可能性が高い。判断材料〇

不得意な教科→やり方次第でできるようになる可能性がある。判断材料×

好きな教科→今は点が取れない子でも今後伸びる可能性が高い。判断材料〇

嫌いな教科→本当に嫌いなら避けるべき。できないから嫌いということであれば、ただ不得意なだけ。やり方次第でできるようになるかも。判断材料×

 

好きな教科は、今後の人生でも一つの大きな選択肢になる可能性が高いです。大学選択の判断材料の一つにもなるかもしれません。よって好きな教科を突き詰めて学習できる方を選んだ方が良いでしょう。

 

では好きな教科も得意な教科もなく、すべてにおいて平均的な子はどう選択するべきか。

まず大前提として理系のほうが大変です。文系の人にとっては心外だと思いますが、やはり理科2科目と数Ⅲはかなり負担が大きいです。たった2年ですが、この苦労を背負えると思う子は理系を選択するべきだと思います。

 

理系は就職幅が広い、と言いますが、厳密に言えば、専門的な技術、手技を身につけられるのが理系であり、それが就職において強みになる、ということです。

また2014年8月に文部科学省から全国の国立大学に対して「教員養成系、人文社会科学系学部の廃止や転換」の通達がありました。その後、2015年5月には同学部・大学院の規模縮小や統廃合を要請する通知案が提出されています。つまり今後文系学部の定員が減少する傾向にあることが予想されます。理系のほうが相対的に定員が増加し、入りやすくなる可能性も考えられます。

 また仮に理系に進んで理科や数Ⅲに挫折したとしても、理系から文系の大学は選択教科によっては受験できるところもあります。例えば名古屋市立大学経済学部などは受験に数Ⅲと理科を一切用いずに受験できます。文転(文系への転向)ができない高校でも、受験では文系の大学は受けられるわけです。

一方文系から理系の大学はかなり厳しいです。そもそも理科を基礎科目しかやらない文系では、基礎なし科目が最低1教科は必須の理系学部は受験できません。(例外もあるかもしれませんが、国公立ではほぼ必須です。)独学もかなり厳しいです。

 

理系→文系は可能でも、文系→理系は厳しい、ということを考えれば、進路未定の子は理系を選んでおくべきでしょう。

 

理系にいってやっていけるかは、誰もわかりません。しかしこういう選択をするときに、毎回いうことは、「選択を正解にするのも、不正解にするのも自分次第」ということです。

 

どちらに進んだとしても、ついていけている子というのは、自身の現状を常に把握できている子です。何がわからないかわからない状態を放置している子は、確実に置き去りにされます。学校の授業を第一に考えていない子は確実に置き去りにされます。できないことを環境や人のせいにしている子は確実に置き去りにされます。

その状態にしてしまうかは結局自分次第ですよね。

 

このような人を反面教師として、自分を戒めて、やるべきことをやる子はついていけますよ。

 

長くなりましたが、大切な選択です。参考になれば幸いです。

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