開校時間 | 平日16:00~21:40 祝日14:00~19:00 |
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定休日 | 土曜※・日曜 土曜は不定期開校 |
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対象学年 | 中学生 高校生 |
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高校入試を終えると、大体同じ学力の子が集まって、同じ学び舎で3年間勉強をします。
各高校の上位1~2割くらいの子が集まったのが豊田西高ですし、上位3割くらいの子が集まったのが豊田北高や豊田南高です。
入学したての4月の段階では、皆の学力は大体横一線のはずです。しかしそれが3年経つと、旧帝大や医学部医学科、有名上位私大などを目指せる力をつける子もいれば、県内私立から行けるところを探すという進路選択に甘んじる子も出てきます。
これは単に、頑張ったかサボったかの違いといえるのかもしれませんが、実は本質はもっと深いと私は考えます。
【スタートで出遅れた子が浮上できるような授業を学校側は提供しない】
これこそ皆が知っておくべき本質的な部分だと考えます。特に4月から高校生になる子にはしっかり押さえておいてもらいたいことです。
まず学校の授業は、その学校の中の平均レベルの子が理解できる授業が展開されます。例えばあくまで目安ですが、豊田西であれば偏差値60前後の子、豊田北であれば偏差値55,6前後の子が、理解できる授業が展開されます。それ以上、あるいはそれ以下の子に授業レベルを合わせることはありません。
つまり最初の段階でつまづくと、それ以降は学校の授業レベルが自分の理解レベルを超えてくることになります。時が経つほどその影響が顕著に表れてくるはずです。学校の授業の理解度が下がれば、当然テスト課題を解くのにも苦労するはずです。根本的な理解ができず、テストをクリアするだけの暗記に頼った勉強に終始します。テスト後も理解不十分なまま、(その子にとって)レベルの高い学校の授業を受け続けることになるわけです。
唯一復習できるチャンスである夏休みも、学校の夏期講習があります。当然その講習のレベルも、その子の理解のレベルを超えてきます。
これが3年間続きます。すると、学校平均を超える子でしっかり努力できた子はどんどん伸びていきます。やるべきことだけでもやれていた子は、平均レベルで留まることができます。学校平均を下回る子は努力したつもりでも大きく伸びることなく、ひどいと深海をずっとさまよい続けることになるわけです。
基礎が固まっていない子が、自分のレベルよりも高いレベルの授業を受け続けたり、応用問題を解いたりすることは時間の無駄です。特に進学校でこういった状態から浮上できない主な原因がこれです。本人はサボっているつもりがなくても、学校の授業を受けているだけでは浮上するきっかけがつかめないのが恐ろしいところです。
特に新高2の子の中には思い当たる節がある子もいるのではないでしょうか。サボっているつもりもなく、課題もやっているし、理解できているつもりなのにテストでは取れない。そんな状態が1年間続いている。
心当たりがある子は、1年後にはもっとひどい状態になります。その前に行動に移す必要があります。
このような状況から抜け出すためには、まずやり方うんぬんよりも意識の部分の改革が必要です。その点はまた次回記事にしたいと思います。もしご興味のある方は面談で聞いてくださればお答えいたします。
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