開校時間 | 平日16:00~21:40 祝日14:00~19:00 |
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定休日 | 土曜※・日曜 土曜は不定期開校 |
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対象学年 | 中学生 高校生 |
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以前の記事で、高校は平均を下回る子に対応した授業はしない、という話をしました。本来なら基礎からの復習が必要な子に対して、わざわざ何度も基礎の説明などしてくれません。理解定着できている前提で授業がどんどん進んでしまうわけです。この状態が続くことにより、一度沈んでしまうとなかなか浮上することができなくなってしまいます。
ではそういった子たちが現状から何とか浮上するために必要なことは何なのでしょうか?
勉強のやり方を変えたり、分かりやすい参考書を買ったりなど物理的な対応はいくらでもありますが、本当に必要なのは実はそこではありません。
変えるべきは、まず「意識」の部分です。「意識の変化」→「行動の変化」→「行動の継続」その先に結果の変化があるものです。意識も変えずにやり方だけ変えても、長続きしません。
まずは根本的な意識を変えていきましょう。
意識改革①【まわりと同じ生活をしていても上がるはずがないことを知る】
例えば同じ部活に、自分より勉強ができる仲間がいるとします。部活から帰る時間もやるべき課題の量も大体一緒。そんな生活の中で、その子たちと同じように日々を過ごしていて、果たしてその子たちより実力をつけることができるでしょうか?深海にいる自分が浮上するためには、当然その子たちより多くの勉強時間を確保しなければならないはずです。意外とこれを分かっていない子が多いように感じます。
友達が部活後に宿題1時間、自学1時間の計2時間の勉強時間を取っているのなら、自分はそれ以上勉強時間を取らなければ追いつくことなんてできるわけがないのです。当然負荷もかかりますが、そもそも負荷をかけずに実力をつけたいなんて、仕事もせず、ごろごろしながら宝くじが当たるのを待つようなものです。非常に情けない意識です。
意識改革②【テスト週間から頑張ったところで、できる子たちに追いつくことなど不可能であることを知る】
学年上位層と深海にいる子たちには、基礎の定着度に大きな差があります。高1の初期であれば、一度深海に沈んでもすぐに何とかすれば再浮上はさほど難しくありません。これは履修範囲がまだ狭く復習に時間がかからないからです。一方で新高2,3年生は1,2年間勉強してきて、履修量がかなり多い状態です。毎回テストの準備をしっかりやってきて、直しも丁寧に取り組み、適切に復習してきた子がいる一方で、中には、テスト週間は課題をほぼ写す状態で、当日もひどい点数だったにも関わらず、直しもただ提出するだけで1,2年間を過ごしてきた子もいると思います。この2人のテスト週間が同じ勉強効率になり得るでしょうか?
そもそもテスト週間でどれだけ頑張ろうが、まわりの子も頑張っているわけです。フルマラソンを素人がスタート地点から全力疾走するのと、プロ走者が20km先からスタートするので、どちらが勝ちますか?これで前者が負けて、本気で悔しがっている姿を見て、あなたは励ますことができますか?そんなの負けるに決まってるじゃん、と思う人がほとんどでしょう。
本気で浮上するならテスト週間の頑張りなんてさほど意味がないことを知っておきましょう。大切なのは普段の積み重ねです。
意識の変革③【あなたの「頑張った」と他の人の 「頑張った」が同じ基準でないことを知る】
普段大して勉強していない子が、テスト週間に5時間勉強したら、本人は頑張ったと思うでしょう。しかし普段から3時間程度勉強している子からすれば、テスト週間の5時間なんて普通です。6,7時間やって初めて頑張ったと思えるはずです。普段休日8時間程度勉強している子からすれば、5時間の勉強なんて、サボったと同じレベルです。
この意識の基準の違いは、真に知っておくべきことです。自分で勉強しているだけでは気づくことができません。私のようにいろいろな子を客観的に見ていると本当によくわかります。上位の子は8時間勉強なんて苦なくやっています。部活で忙しいはずの子も、スキマ時間をうまく使いながら勉強時間を確保しています。あなたのテスト週間の5時間なんて、その子たちからすれば折り返し地点に過ぎないのです。それで頑張ったと言って、テストが終わって1時間勉強に戻るわけですね。一方で、テストが終わっても普段から3,4時間程度勉強している子もいるわけで、その差が埋まることなんて一生ありません。
こういった勉強に対する取り組みについて異なる意識で3年間過ごすことで、難関大学に合格できる力を付けることができる子がいる一方、行けるところから何とか選ぶしかなくなる子が出てきます。まずはこういった意識を変え、普段の生活に勉強の負荷をかける覚悟を持ち、自分に甘えることなく実践し、我慢強く継続していくことです。これができる子は徐々に浮上していくことができるでしょう。
意識は行動とは違い、今この瞬間から変えることが可能です。今この瞬間の意識の変化がすべてのスタートになるかもしれません。
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