開校時間 | 平日16:00~21:40 祝日14:00~19:00 |
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定休日 | 土曜※・日曜 土曜は不定期開校 |
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対象学年 | 中学生 高校生 |
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高校受験、大学受験に関わらず、受験勉強における努力を、「自分の中で最大限できる勉強をする」という考えでいる子がいます。それはそれで悪い考えとは言いません。もちろん自分の最大限できる勉強をするのは大切ですが、その努力は客観的に見て、目標達成に足りているでしょうか。
例えば現時点で目標の大学E判定の子が、受験生として普通の努力したところで果たして合格できるでしょうか。これがC判定ボーダー付近のレベルまですでに達している子なら、普通の努力で合格できるかもしれません。しかし、それ以下の子が普通に努力して受かるなら大学受験はだれも苦労しません。
受験生として「普通の努力」が、その子にとっての「最大限の努力」になってしまえば、自分では頑張ってやっているつもりなのに、全然差が縮まらないのは当然のことです。周りが最低限と思っている努力が、その子は最大限だと思ってやっているわけですから。
ある予備校の調べで、難関大学合格者は高3で約2200時間ほど勉強するそうです。月換算でひと月約183時間です。1日換算で約6時間です。仮に部活を引退する5月末まで1日3時間勉強したとすれば、1月から5月までで450時間です。2200時間に到達するには残りの7ヶ月で1750時間、つまり1ヶ月250時間=1日8時間です。
これが難関大に合格した人の基準です。難関大合格者の「普通の努力」です。逆に言えば、難関大を目指していて、現状D,E判定でいる子がこの努力の基準を下回って良いわけがないということです。にもかかわらず、1日4,5時間勉強したという「自分なりの努力」は果たして、合格するための本当の努力といえるでしょうか。
厳しいですがこれが現実です。よくE判定やら偏差値30台からの逆転合格がネットやTVなどで取り上げられたりしますが、そもそもほとんど起きないからメディアに取り上げられるわけです。ではなぜほとんど起きないかといえば、もちろん勉強のやり方などもあるとは思いますが、多くが、努力の基準をはき違えたまま、自分なりの努力で勉強してしまうからです。いきなり1日6~8時間はかなり大変であることも分かります。しかしそれをこなせなければ本当の努力とは言えない、というのもデータから読み取れる事実です。
これを聞いて、「難関大を受けない私には関係ない、よかった!」と思ったあなた。たしかに偏差値55から60以上まで持って行く大変さと、45から50まで持って行く大変さはレベルが違うかもしれません。しかし、比較的上げやすいからこそ、ライバルがレベルアップしやすいということです。難関大レベルの学習量をこなせた子は簡単にレベルを上げて合格ラインを超えていきます。タラタラと勉強している余裕があるでしょうか。
要するに努力は客観的に見なければならないということです。ではどれだけの努力が必要なのかといえば、今のレベルと目指す大学のレベルによって変わります。大学のレベルが高ければ高いほど努力の基準も高くなりますし、今の自分のレベルが低ければ、必要な努力の基準は高くなります。「自分なりの努力」なんてものは受験では何の意味もありません。ただの甘えです。客観的にどれくらいの努力が必要なのかは、相談してもらえれば簡単に伝えられると思います。まずは今の自分の自由時間をすべて勉強に費やすくらいはしてみてはいかがでしょうか。
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