開校時間 | 平日16:00~21:40 祝日14:00~19:00 |
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定休日 | 土曜※・日曜 土曜は不定期開校 |
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対象学年 | 中学生 高校生 |
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私は、勉強できない子にただわかりやすく指導をして問題が解けるようになることに価値を感じていません。その場では理解できて満足かもしれませんが、そこからどう行動しなければならないのかを知らない限り、その場限りの満足で終わってしまいます。塾の授業はわかりやすい!と言っている子の成績が全く伸びていないのであれば、勉強への理解よりも、勉強において必要な意識から改善しなければなりません。
特にこのコロナ禍では、その重要性が顕著に現れました。
このコロナ禍でリモートでの学習が増えています。特に大学では、講義がリモートに置き換わり、家で講義を聞きながらレポートを提出するといった形式に置き換わりました。
リモートでの学習は当然、自分ひとりしかいません。隣に勉強を見てくれる誰かはいません。分からない所があったとしても、誰かが手を差し伸べてくれるわけでもありません。そのような、必然と自立を求められる学習形態に強制的に移行させられてしまったのです。
このような時、勉強への意識がある子なら講義の内容で分からない所は自発的にリモートで質問したり、LINEで友達に聞いたり、再度戻って視聴し直したり、調べたりなど、何とか理解しようという意識で取り組むでしょう。近くに聞ける人がいるかどうかなど関係なく、リモートで質問する手間など惜しまず、理解しようと努めます。
一方で、勉強への意識が欠如した子だと、分からなくても人に聞かず、かといって調べて解決しようともせず、意味がわからないまま、レポートに何を書いているのかもわからない状態で、ただ先生が言ったことを書写するような時間を過ごしてしまうでしょう。大学の先生も馬鹿ではありません。生徒がしっかりと理解しているのか、何も理解せず言われたことをただ文面にしただけなのかは簡単に見抜きます。そして簡単に単位を落とすことになるわけです。
勉強は一生やり続けるものです。学校で習う内容なんて将来使わないから勉強する意味がない!といったくだらないことをいう子もいますが、学生が取り組む勉強で大切なのは内容以上に、それに向かう意識の醸成です。学ぶことに対する意識がある子なら、大学生になっても社会人になっても、「学びの壁」は問題なくクリアしていけるでしょう。このようなコロナ禍でも学びを止めずに問題なく学習できたと思います。逆もまた然りで、学びへの意識が醸成できないまま、大学生になってしまった子はこのコロナ禍でかなりのダメージを食らったと思います。リモート学習で退学者が増えたなんてニュースも見ましたが、どのレベルの大学の話なのかを見てみたいものです。学びへの意識が高い、ある程度偏差値の高い大学ではあまり起きない現象のような気もします。
この1年で、やはり勉強における重要度は、意識>習慣>戦略なのだと改めて感じました。将来勉強するときに、困らない人間になってもらえるよう仕事をしていきたいと思います。
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