開校時間 | 平日16:00~21:40 祝日14:00~19:00 |
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定休日 | 土曜※・日曜 土曜は不定期開校 |
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対象学年 | 中学生 高校生 |
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当塾の中学生の採用教材は、1問ごとの解説などほとんど載っていない、どちらかといえば問題数重視のテキストを採用しています。他塾でもよく使われる教材なのですが、他塾では先生が予め解説をしたうえで、それを参考に同じように解いていく形で使わせることが多いようです。
一方当塾は予め解説はしません。予習した内容と解法例を見ながら自分の力で解いて、丸付けまでしてもらっています。自分ひとりで進められるように解説が豊富に合った方がいいと考えている塾講師も多いようですが、私の考えは逆です。
解説のないテキストを使わせることで、生徒の勉強に対する意識レベルとその成長を読み取ることができます。
そもそも仮に解説が豊富に合って分かりやすかったとしても勉強への意識が低い子がそれをちゃんと読むわけがありません。そういう子にとって重要なのは、◯なのか✕なのかだけで合って、それをできるようにするという意識などないのです。
授業終了時に私がテキストチェックをすると、間違っているのに◯を付けていたり、途中式が無いのに答えだけ書いてあって◯が付いていたり、赤で正しい答えを写してあるだけだったりと、惨憺たる光景を目の当たりにすることがあります。しかし勉強への意識ができていない子にとってはこれが当たり前なのです。保護者の方にも思い当たる節があるのではないでしょうか。もし解説が書いてあるようなテキストなら、解説を写して分かった感じにカモフラージュすることもできますし、赤で空白を埋めて何となくやった気にすることもできてしまうわけです。
いくら解説が分かりやすくてもこんな状態では何の意味もないのは当然ですよね。
その点、例えば答えだけしか書いていない子にどうやって解いたの?と聞けば答えなど帰ってきませんし、ただ赤で写しただけの解説の意味を確認しても答えることなどできません。そこから、「じゃあそれを言えるように直しをしてみて、その時に分からないことがあったら聞いてね」と声掛けをしていくわけです。これが勉強において当たり前の意識だということを刷り込ませていかなければなりません。多くの子がこれ以降は、ある程度間違いに対する意識を変えていくことはできます。少なくとも「前回聞かれたから今回は答えられるようにしておこう」という意識くらいは生まれます。それでも改善の兆しが無ければ自分で気づくまで待つしかありません。
因みに、たまに質問することが恥ずかしいという子もいます。これが、入塾初期であまり知らない大人に話しかけるのが恥ずかしい、ならまだ分かります。しかし、質問することそのもの、要は分からない自分が恥ずかしいと思って質問しないなら早期の意識改革が必須です。今回の論点とはずれるのでまたいずれ記事にしますが、そんな子が高校生になって大学受験まで考えているとしたらぞっとします。
間違ることは悪いことではないのです。間違えをあたかもできたかのように見せてなかったことにする、というのが、塾に通う上では最低最悪の意識です。まずはここから改善していかなければなりません。塾の先生なら、生徒のテキストを見て、本当に理解した上で解いているか、分からないままスルーしているか、なんてことはすぐに分かります。子供の小手先のごまかしなんて無意味です。プロを舐めてはいけません。後で追及されるくらいなら、最初からしっかり理解しよう!という意識が芽生えれば成長の一歩だとと思います。
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