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定休日 | 土曜※・日曜 土曜は不定期開校 |
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対象学年 | 中学生 高校生 |
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数学を受講している当塾の塾生には耳にタコができるくらい言っていますが、途中式をしっかり書くことは数学で実力を伸ばすうえでは必要不可欠です。途中式を書く理由はただ、丁寧に計算するためだけではありません。
頭の中で暗算できることを良いことだと思っている子は、今すぐ考えを改めましょう。頭の中で計算できることなどそれほど必要な力ではありません。仕事で計算するときは計算機やらエクセルやらがやってくれるのですから、将来暗算力など必要ありません。それよりも、ミスなく計算できることの方が遥かに有能です。
途中式を残すことで、自分がどのような思考で問題を解いていったのかのプロセスが分かります。何らかのミスが生じた時に、そこをたどればおのずとミスが見つかるはずです。途中式を残していなければ再度解き直さなければなりませんが、テストのような限られた時間では、そう何度も解き直す時間などありません。元々の計算の精度も高くないのに、見直しの精度も落ちてしまうわけです。
そもそも小中学レベルであればほとんどの計算は暗算で解けるのです。(暗算に自信をもってしまっている子は知っておいててください。基礎ができている真ん中から上のレベルの子なら、ほとんど暗算で解けます。ただやらないだけです。)それで小学校から今まで暗算に頼って途中式を残すことをしてこなかった子もいると思います。しかし残念ながら、高校の数学では全く通用しません。1問あたりの計算量も思考量も上がるため、途中式と言う「視覚からの情報」も確実に必要になります。途中式を書かない子、書けない子の一番の問題は確実に高校数学でつまずくということです。
大学入試では途中式がそのまま得点になります。「自分はこういう思考プロセスで解きました」という足跡が点数になるわけです。答えだけ書いても点数にはならないのに、答えが出なくても途中式で点数がもらえるのです。
さらに、国公立大学を目指す子なら共通テストを受験することになりますが、かなりの計算スピードを必要とします。ハイスピードだけなら暗算でもいいですが、そこにさらに正確性が必要になるわけですから、途中式が必須であることは言うまでもありません。
頭の体操として暗算をするならいいですが、テストや入試で点数を取ろうと思えば、途中式を書くことは必須です。当塾でも、何度も何度も指摘しながら矯正しています。今、途中式をまともに書かずに数学を解いている中学生は、そろそろ本当に意識を変えた方がいいですよ。高校でつまずくことは確実なのですから。
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