開校時間 | 平日16:00~21:40 祝日14:00~19:00 |
---|
定休日 | 土曜※・日曜 土曜は不定期開校 |
---|
対象学年 | 中学生 高校生 |
---|
1回解いただけで理解して定着させて使いこなせるようにはなりません。定着させるためには、何度も同じような問題を解いて定着させる反復演習が基本です。当塾でも中学生の夏期講習の課題は3周できるカリキュラムを組んでいましたし、定期テストに向けたカリキュラムも、2ヶ月かけて同じような問題を反復して解いていきます。
反復演習が重要である、ということはもはや塾講師だけでなく世間一般に浸透している考え方だと思います。しかし、その言葉尻だけを捉えて【くりかえしてテキストをやっていればいい】と解釈してしまっている子もいます。これが反復演習の罠です。
何度も繰り返して解く、といっても、1周目、2周目、3周目以降を同じ意識で解いては意味がないのです。周回毎にそれぞれ目的があり、それを意識して取り組まなければ、ただ回数を重ねただけで身にならない勉強になってしまいます。
まず1周目の目的は「理解」です。どのように解くのか、なぜそのように解くのか、など、問題を隅々まで考えつくし、人に説明できるようになるレベルまで理解を深めます。人に説明できるレベル、というのがポイントです。何となく、みたいなあいまいな理解ではいけません。ココで一番やってはいけないのが、赤で解説を書いて終わりにする、いわば「書写」です。ただ終わらせるためだけに書くのは時間の無駄です。高校生には、定期テストの課題でやっている子も少なくないと思います。
2周目は、「確認」です。1周目で間違えた問題について、問題を読んで解き方が出てくるかを確認してください。この段階で完答できなくても構いません。少し考えて、思い出せなければ解説の最初だけ確認し、それ以降は自分で解いてみる、などインプットした知識をアウトプットできるかどうか確認してみるといいでしょう。この時点で「解説を読んで分かるからOK!」と思っている子ほどテストで痛い目を見ます。2周目以降で大切なのはインプットではなく、アウトプットです。
3周目は「定着」です。2周目で確認した内容について、しっかり解けるかどうかを確認してください。もちろん答えを覚えている、なんてのはNGです。1周目の基本に立ち返り、人に説明できるかどうかを基準として解いていきます。ここでしっかり完答できれば上出来です。ここで完答できない問題はこれ以降もひたすら反復です。何度も解いていく中で定着させていきます。
このように周回にはちゃんとその目的があります。これを勘違いして、ただ周回すればいい、と思っていると、1周目の意識だけで解いてしまい、「インプットだけはその都度するけど、アウトプットの意識がないため定着できない状態」が続いてしまいます。周回の目的を意識し、効率よく学習できるようにしましょう。
〒471-0024
愛知県豊田市元城町4-19-1名古庄ビル2階
豊田市駅から徒歩7分
駐輪場あり
ビル共用駐車場あり
平日16:00~21:40
祝日※14:00~19:00
メールでのお問合せは24時間受け付けております。
※講習期間を除きます。
土曜・日曜 / 年末年始・お盆・GW
※土曜不定期開校(月間予定表)