開校時間 | 平日16:00~21:40 祝日14:00~19:00 |
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定休日 | 土曜※・日曜 土曜は不定期開校 |
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対象学年 | 中学生 高校生 |
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中学生で学校の授業の予習をすることはあまりないですが、高校になると授業の予習をしてくるように学校から指示されることがあります。特に進学校程その傾向が強く、予習をしている前提で授業を進めることもあります。
進学校の子ほど真面目な子が多いので、学校から言われたことを聞いて完璧に予習をして授業に臨んでいる子もいると思います。もちろんそれで成績がしっかり確保できているのであれば問題ありません。しかし、予習を完璧にやろうとする余り、復習に時間が使えない状態のまま日々を過ごしてしまっている子もいるのではないでしょうか。
そのような状態で、成績が確保できていない高校生はまず根本的に考え方を変えなければなりません。
そもそも学校がなぜ、予習をしてこいと言うのかを考えたことがあるでしょうか。学校の先生からすれば限られた時間でたくさんのことを指導したいのですから、その学校の平均レベルの子が教科書を読めば分かるような基礎的な部分の説明にあまり時間を使いたくないはずです。進学校の先生には、「これくらいは君たちのレベルなら説明せずともわかるよね!」と言って基礎を理解している前提で進めていく人もいます。
予習とは、生徒の理解を深めるというより、先生が授業をスムーズに進めるためにやってきてほしいことだと思ってください。(もちろん本当は違うのかもしれません。しかし、今学校の授業に付いていけていない子はそのように思って行動した方が賢明です。)
さらに学校の授業は、クラスの標準レベルの子がついてこれるような授業を展開します。上位層にも下位層にも合わせません。つまり、標準以下の生徒は学校のやり方に従ってやっても対応できるはずがないのです。それなのに、学校の指示通り真面目に予習に時間を使って、成績を確保できていない子があまりにも多い。
以上のことから、予習よりも復習の方が圧倒的に重要だと私は考えています。もちろん予習もやって復習もやって成績が確保できているのであれば何の問題もありませんし、それが理想です。私が言いたいのは、予習に時間を使って復習が不足した結果成績が確保できていない学年下位の子については、絶対に復習を優先すべきだということです。
当てはまる子がまずやることは、予習ベースの学習から復習ベースの学習に転換することです。まずはその日に学校で学習したことを復習し、問題集があれば該当問題を解いてしっかり基礎を固めましょう。基礎が疎かな状態、理解が不十分な状態で次の授業に臨むのは、ぐらぐらの基礎に家を建てようとするようなものです。いずれ確実に崩壊する家を建てる意味などありません。最優先は基礎をしっかり固めることです。
復習を最優先で取り組み、終わって時間があれば予習をやる、というくらいの考えでいいんです。そもそも予習なんて、6,7割程度の理解で構いません。次の日の授業で8、9割の理解に持って行って、その後の復習や質問などで10割に持って行くつもりでいてください。前日の予習で10割理解しようなんて考えは捨てて気楽に予習をしてください。予習は「分からない所を明確にして、翌日の授業で注意して聞くポイントを把握する」ためのものです。
真面目な子ほど完璧に予習をしようとするあまり、優先順位を間違えて、復習ができずに成績を確保できない子が多いです。進学校のように授業ペースが早いほど、付いていけずに一気に成績が深海に潜っていってしまうケースがよくあります。一度予習の呪縛を捨てて、復習ベースの学習を進めていきましょう。その際、疑問点の解決や学習習慣の定着に塾を利用するのもありだと思います。
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