中学２年生の多くの子が来年、人生で初めての受験に挑むことになると思います。受験勉強を始める前に最低限知っておくべきことをまとめていきますので参考にしていただければと思います。

①受験で使う内申点は１１月の後期中間の結果で決まる。

高校受験では１１月の後期中間の内申点を出願に使います。つまり内申を上げるチャンスは３回しかないということです。この３回のテストでどれだけしっかりと得点できるかが、内申点を大きく左右します。

②３年生のテストで点数を取るには１，２年生の復習が必須

数学と英語、理科の一部は積み上げ教科です。１，２年生の内容が理解できていない子が３年生の内容はできる、なんてことにはなりません。

③受験勉強は夏から始めればＯＫ？

もちろんＯＫな子もいます。しかし、特に英語数学の苦手を２年間放置してきた子だと、夏のせいぜい１ヶ月半程度で挽回するのは簡単ではありません。

しかも、今まで勉強の習慣がなかった子が、夏休みに入っていきなり５時間も６時間も集中して勉強できるようになることはありません。普段からある程度勉強の習慣づけと勉強の負担への耐性、集中力を養っていかなければ夏に挽回など到底できません。

集中力に自信がある、毎日コツコツ取り組める、休憩なしで３時間程度はぶっ続けで勉強できるなど、ある程度勉強で結果を出すための下地があるなら多少遅いスタートでも間に合うかもしれません。自分はそうではないと感じるなら早めに対策をしていきましょう。