久しぶりに保護者の方からご質問を頂きました。

「今年高校１年生になった娘がいます。中３から通っている塾に継続して通っているのですが、、部活が忙しく、なかなか決めた曜日に行くことができません。本人も勉強に気持ちが向かないようで、辞めようかと考えています。ただ、塾を辞めることに不安も感じています。娘一人で高校の勉強についていけるのか心配です。（省略）」

 

 

このあと、少しプライベートの内容もあったので省略しましたが、要するに高校１年生で塾に通うことでどのような良い点があるのか、というご質問でした。それによっては引き続き今の塾で頑張るとのことです。

 

 

さて、たしかにおっしゃるように高校１年生は高校生活がスタートしてまだ４ヶ月程度しか経っていません。大学受験まではまだまだ時間もありますし、勉強へのモチベーションも持ちづらいですよね。

 

もちろんその子の志望校や通っている高校にもよりますが、少なくともこういう子は塾を検討した方がいいのではないか、という特徴を３つ上げます。

 

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① 校内偏差値が４５を切っている

欲を言えば５０欲しいところですが、４５を切ると確実に基礎が疎かになっています。中学時代の、量に依存したやり方や詰め込みでこなそうとしている子も多いはずです。

正しいやり方で課題を進められていない可能性が高いので、塾でサポートを受けた方が賢明です。

 

② 質問できる人がいない

お父さんお母さんが分からない所を教えてくれたり、学校の先生にしっかりと質問できるのであればいいですが、そうでない子は塾を検討した方が良いかもしれません。

 

高校では疑問点をそのままにしておくと、以降授業で理解が深まることはありません。疑問点はその日のうちに（遅くとも週内で）解決しておかなければなりません。

 

高校の学習は一度つまずくと、挽回に労力を要します。自分に何が足りないのか、どうするべきなのかを指導してくれる存在がいた方が安心です。

 

③ 苦手科目がある

これは合否に直結します。中学から何となく苦手意識を持っている教科があり、それが高校でも続いていれば、それは確実に受験において足かせとなります。

特に英語、数ⅠAは高１で絶対につまずきたくない教科です。これらに苦手意識があって、テストでも点数が取れていないなら、早めに相談した方が賢明です。

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部活が忙しい分、うまく勉強時間を作っていかなければなりません。勉強の質をあげるために必要であれば塾を検討してみてください。