塾に通う上で最も重要な取り組み。それは「質問」です。塾は分からないこと、できないことを、わかるようにし、できるようにする場所です。その過程で疑問点が生まれるのは当然のこと。よって質問も当然のように出てくるはずです。

しかし、質問することに躊躇したり、遠慮をしたりする子がいます。

そんな子に伝えたい。質問することは生徒の権利であり、質問に答えることは私の仕事です。躊躇、遠慮は不要です。

「忙しそうだから質問しにくい」

→質問に答えることが何より優先です。気にしないで声かけて。

「質問に行くことがめんどくさい」

→分からないまま放置しても、あとでどうせばれてやり直しになります。後でもっと面倒なことになるなら、今面倒なことを終わらせておこう。

「同じ質問するのが申し訳ない」

→分からなければ何度も同じ質問してください。理解させられていないこっちの失態なので気にしないで。

「質問して分からないと怒られそう」

→分からないことに対して怒ることは絶対ない。分からないことを分かるようにするために塾に来ているのだから。何度も言うけど質問して分からないなら、教えている方が悪いから。

「質問するのが恥ずかしい」

→分からないまま放置して、あとで追及される方が恥ずかしいですよ。分からないものだと思って接しているので恥じる必要はないよ。あと、質問して理解しようとする姿勢はかっこいいと思うけどね。