２０２４年２月２２日の公立高校入試まで５ヶ月を切りました。前期のテストも終わり、１０月には内申も出てきます。高校受験では５ヶ月あれば成績を伸ばして逆転することは十分可能です。

前期のテストでいつも通り頑張ったつもりなのに順位が一気に落ちた、なんて子は少なくないと思います。理由は主に２つあります。

１つ目の要因は周りの子が受験に向けて勉強し出すことです。

夏休みに部活を引退して多くの子が受験を意識して勉強し始めます。

他の子が一気に勉強し出すなかで自分だけいつも通り勉強していては、相対的に成績が下がるのは当たり前です。

２つ目の要因は１，２年生のときのテスト勉強のやり方です。

１，２年の時にテスト直前の詰め込み学習でこなしてきた子は、定期テストで点数が取りづらくなっているはずです。

３年生のテストは、受験も見据えて１，２年生の内容も多く出題されます。詰め込みでやってきた子は、１，２年の内容が定着できていないので、その部分の復習もやらなければならなくなります。３年生のテスト範囲だけ頑張って勉強しても点数は頭打ちしてしまうわけです。

この２つの要因に当てはまるかどうかをまずは分析してみてください。その上で次の最も重要な定期テストに向けてどう改善するべきかを考え、行動に移しましょう。

いつも通りのテスト勉強だったな、と思うなら、しっかりと勉強量、時間を確保して、受験生として「今までの人生で一番勉強しなければならないとき」だということを意識して勉強しましょう。

要は意識の問題ですから、今すぐにでも変えられます。

１、２年の内容が取れなかった子は、当然、受験勉強として復習していかなければなりません。次のテストに向けた勉強だけでなく、復習にも取り組みましょう。

一番手っ取り早いのが、今までの定期テストを解き直すことです。書店で問題集を買って進めても構いません。しっかりと復習に時間を割くことが重要です。

あと５ヶ月、ここから本気で取り組めるかどうかが合否を分けます。しっかり反省、改善をして１ヶ月半後の、最も重要な定期テストに向けて準備を進めていきましょう。