公立高校入試まであと１ヶ月半となりました。中３は最後の追い込みをかける時期ですが、特に塾に通っていない子の場合、どのように勉強をすればよいか悩むところもあるようです。

特に直前期の取り組みとして必要なことは、

『常に本番だと思ってやる』という意識です。

具体的に言えば、何十人も生徒がいる教室を想像し、時間を測って入試形式で解く、と言うことですね。

定期テストに向けた勉強のように、テキストをとにかく覚えるくらいまでやりこんだり、対策プリントを覚える、と言った勉強は、入試の勉強としてはあまり効率が良くありません。

入試直前なら、過去問形式を問題を活用し、時間を測って、どこまでを何分で解くのかなどの戦略を組み、間違えた問題で基礎が疎かになっているところだけをピンポイントで教科書や問題集を使って復習する、と言った形で進めると効果的です。

ただ何も考えずに与えられたプリントやテキストだけをやっている子と、本番を想定して入試形式で時間を測ってやる子、どちらが入試当日の対応力が高いか。

まだ１ヶ月あります。まずは意識から入試対応にしていきましょう。