高校入試まであと１週間となりました。国立大学入試も１０日に迫っています。

直前期は過去問を使った演習に取り組んでいる子が多いと思いますが、ただ解いているだけでは意味があります。

過去問に取り組む上で大切な意識があります。それは「解ける問題を落とさないこと」です。

当たり前だと思うかもしれませんが、こんな経験はありませんか？

「この問題絶対解けたのに時間がなくてそこまでたどり着かなかった…」

「解き方は分かってたのに時間がなくて焦って解いて間違えた…」

頑張ったけど解けなかった問題は仕方ないですが、解けたはずの問題で落とすのは非常に悔いが残ります。

そうならないようにするために大切なのは、１問当たりの時間配分を決め、それをしっかりと守って練習することです。

これも当たり前だと思われるかもしれませんが、入試になると１点でも多く取りに行きたい気持ちから、時間配分を無視して粘って解いてしまいがちです。

これが５分くらいならまだカバーできるかもしれませんが、一旦粘りだすと、答えを出さないと気が済まなくなる子もいます。

結果、後半の解けるはずの問題を落とし、粘った問題も解けない、という最悪のパターンが生まれます。

大問数が決まっているテストなら、１問当たりの限界時間を決めておきましょう。その時間を超えたら、切り替えて次の問題に進む、という意識で本番同様の練習ができるといいですね。