私立大学くらいならどこかには合格できるだろうと考えている子。

高校受験でも夏から頑張ったら成績は伸びたから大学受験もそれで大丈夫だろうと考えている子。

Ｄ判定以下なのに何も考えていない子。

学校が国公立を推しているから何となく国公立がいいかなーと考えながらスマホばかりいじっている子。

まだ３年生になったばかりだから今すぐ動かなくてもいいだろうと思っている子。

はっきり言います。大学受験を舐めすぎです。

２年生の頃志望していた大学に合格できるのは１０％と言われています。

今の志望校に１年後に合格できるのは１０人に１人しかいないのです。

受験なんてまだ先の話だし、まだ３年生になったばかりだし…と言って大して勉強していない子と、絶対この大学に合格するんだ！と強い気持ちで勉強している子。

どちらがこの１０％に入るでしょうか。

「まあ第一志望に受からなくても、レベル下げてちょっと下の大学でも別にいいよ」

もう一度言います。大学受験を舐めすぎ。

第一志望の大学は厳しいな…と思って志望校のレベルを下げると、ほとんどの子がなぜか勉強量も自然と下げます。【第一志望のレベルに到達しない勉強量＝その下のレベルの大学には十分な勉強量】とは限らないにも関わらずです。

志望校のレベルを下げたとしても勉強量を上げなければ合格できない可能性だって十分ありますし、何ならその可能性の方が高いとすら思います。

にも関わらず大学のレベルを下げた途端勉強量も落ちる。それじゃ受かるわけがありません。

受験に向けて何か具体的に動いている？と聞かれて何も答えられない子は、そのつもりがなくても大学受験を舐めていると私は思います。

どこかで慢心、油断があるというのは舐めているのと同じです。

大学受験は舐めた人間から脱落していくものと思ってください。私立大受験まで１０ヶ月を切りました。しっかりと気を引き締めて取り組んでいきましょう。