今月は近隣の高校では中間テストがあります。特に高校１年生は進学後最初のテストです。テストのレベルがどんな感じなのか、どれくらい勉強しなければならないのかが、このテストで分かります。

少なくとも、テキストを１周やった程度では痛い目を見ることはほぼ間違いありません。

中途半端な理解で「何となく」で済ませた子も同様です。

このような状態のままテストに臨んだ子は、テストが始まった瞬間、今までにないほど埋まらない答案に愕然とするかもしれません。

「こんなの時間内終わるわけないよ」と焦りに焦って、ミスも頻出する子もでてくるでしょう。

進学校に進んだ子は、中学時代に築き上げた自信が一気に崩壊するかもしれません。

まあ、最初は仕方ありません。そういうこともあります。大切なのはその後です。

最初のテストで痛い目を見た反省を次のテストで生かせるかどうかです。

何がダメだったのか。どんな取り組みを改善するべきなのか。どんな意識を捨て去るべきなのか。

テスト後すぐに反省して、改善し、行動できた子は、６月のテストでは挽回できます。

それができず、現実を受け入れず、「まあまあ今回は部活も忙しかったし…」などと言い訳を連ねて碌に行動を改善しなければ、６月も同様に撃沈します。

そうなれば深海魚一直線です。そうならないように、まずは直後の反省を必ずやるようにしましょう。