自立学習・自立型個別指導塾について

高校生の中には勉強のやり方が分からず、部活や日々の宿題に取り組むことで精いっぱいになってしまっている子も多いと思います。特に中学時代に与えられたことをただこなすだけの勉強をしていた子は、自分が今何をするべきか分からず、ただ学校の宿題をこなすだけで一日が終わってしまっているのではないでしょうか。

成績が悪く、何とかしようと塾を探してみても、宿題を解説してくれる塾や、映像授業を見るだけの塾、与えられたドリルを解いて丸付けするだけの塾など、いまいち実力がつくような気がしないと思う子もいるのではないでしょうか。

そもそも高校生は、「塾に何とかしてもらおう」と思った時点で負けが確定しています。大学受験は、他人が何とかできるほど甘いものではありません。それが可能なら、一流の先生に指導してもらった子は皆第一志望に合格するはずです。私の知る限りそんな神のような先生はいません。

高校生はまず今の自分の生活や勉強の習慣を改善することから始めなければなりません。その上で、自分の弱点を客観的に把握してもらい、それを克服するためのサポートを受けながら、日々やるべきことに取り組んでいく、というのが当塾の考える高校生に必要なサポートの形です。

塾はあくまでサポートです。部活で言えばコーチです。コーチにどれだけアドバイスを受けようが、コーチと会っている時間にどれだけ話をしようが、それ以外の時間で怠けて何もしなければ、改善されるわけがありません。

高校生は、塾をどう活用し、今の生活をどう変えていくのか、その点をしっかり考えて塾を検討しましょう。

「高校受験さえクリアできれば、その後の勉強は重視しない」

そんなお考えであれば、個別指導塾は正直どこを選んでも大差ありません。ご自宅から近くて安い塾を選べばいいと思います。

ＥＳＴは中学から高校さらに社会人になるまでを見通して、自立した勉強ができるような意識や習慣、やり方を指導しています。

子供にとっての「勉強のやり方」は大人の「仕事のやり方」につながっていきます。なぜ各企業は優秀な大学を出た学生が欲しいのか。なぜ勉強できて良い大学に行った子が就職で有利なのか。

期限が与えられた仕事を、周りの意見も聞きつつ、自分で考えて、計画的に取り組む。企業は、最低限それができる新入社員を求めています。これこそまさに自立学習からつながっていくものです。

指示待ち人間は社会では無能扱いされます。自立した大人への一歩を早いうちから踏み出してもらいたいと願っています。