「うちの子家で勉強しない」とお悩みの保護者の皆さまへ。

学校から帰ってくると、すぐにスマホやゲームなどに夢中になって、なかなか机に向かわない、疲れてすぐに寝てしまう、なんて子も多いのではないでしょうか。お母さんがお仕事などで、お子様にすぐ声掛けできないご家庭では、子どもが帰ってから勉強をしているのか分からず、不安に思われている方もいらっしゃると思います。

子供が家で勉強しないのは、やる目的が明確でないからです。

例えば学校の宿題は、①翌日に出す必要がある ②出さないと怒られる などその日にやる理由が明確です。その日にやらざるを得ないことをただやるだけなので、子どもにとってはハードルの低い取り組みです。

一方で一般的な塾の宿題などは、１週間後など期限に余裕があります。また受験勉強や自主勉強などはもっと先の自分への投資なので、子どもにとって非常にハードルの高い取り組みです。

勉強ができない子が、未来の自分のためにコツコツ取り組むのはかなり難しいのです。

例えば大人の世界で、任された仕事を期限内にできなかった場合、その人にすべての責任が発生し、例えば昇進や給料に響く、などすべて自分に返ってきます。

一方子供の勉強は、自学をしなくても、塾の宿題をやらなくても、責任を負うことはありません。塾で怒られたりするかもしれませんが、結局そこで終わりです。ひどい場合、「宿題はやったけど忘れた」「体調が悪くてできなかった」などできないことを正当化する子もいます。実力が伸びなくても、自分の責任という感覚がないのです。

そんな自己管理を必要としない環境にいること自体が、子どもが家で勉強できない一つの原因です。

ＥＳＴでは子供が自分の勉強に対してしっかり責任を負う環境を整えています。

中学生の場合、家での予習をすべて塾長が管理しています。またやれなかった場合、補習となり、やらなかった責任はすべて生徒自身にとってもらいます。補習は有料なので、保護者の方の中には、補習代金は子供の小遣いから引いている方もいらっしゃいます。

このような子供がやらない責任を負う環境に置くことで、最初は無理やりにでも家での勉強に意識を向けさせます。もちろん目的は勉強のやり方を身に付け、習慣化し、長期的に身に付く実力をつけることです。しかしそれを達成するためにはまず、自分の意識で家で勉強できるようにならなくてはなりません。

高校生については、当塾は宿題がありません。その分、テスト課題や普段の勉強をどのような計画で進めていくべきかの戦略を提供します。高校生に手とり足とり宿題などを出して管理することは完全に逆効果なので、普段の学習をしっかり取り組めるよう進捗に注目してサポートします。