開校時間 | 平日16:00~21:40 祝日14:00~19:00 |
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定休日 | 土曜※・日曜 土曜は不定期開校 |
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対象学年 | 中学生 高校生 |
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今の時代、スマホでどんな情報で簡単に手に入ります。分からないことがあればすぐにスマホで調べて1分もあればどんな疑問も解決します。しかし、誰でも簡単に手に入れられるようなものの価値などそう高くないのです。これは勉強においても当てはまります。
勉強ができる子は、経験則からこのことを理解できている子が多いです。分からない所があれば解説を読んで理解しようとし、それでも分からなければ類題などでヒントを探し、それでも疑問点が残れば質問して解決しようとします。そのため、勉強ができる子の質問は非常に具体的です。「この解説のこの部分が何でこうなるのかよくわからない」みたいに、ピンポイントで質問してくれます。ここまでしっかり考えて問題に向き合えば、忘れにくい知識になります。
一方で、勉強ができない子、成績が伸びない子の多くは、分からない所があった時点ですぐに質問をして答えを求めようとしがちです。疑問が生じてから自分で調べたり考えたりする時間がないので、問題に対する理解が不十分の状態の子が多く、質問も極めてあいまいです。「この問題がわかりません。」みたいに、漠然とした質問になってしまいがちです。問題に対する理解が不十分な状態で、自分で考えるプロセスを飛ばして解決法を求めても、頭には残らず、おそらく2回目に解こうとするときに、初めて解くような感覚になるでしょう。
この1問への取り組みや意識の違いが何年も積み重なって、大きな実力差を生んでいくことになります。
解く方からすれば、解説や解答をすぐに得たい気持ちはよく分かります。目の前の問題を早く片付けて次に行きたい気持ちもあるでしょう。しかし、目の前の問題を終わらせることが勉強の目的ではありません。目の前の問題を理解し、解けるようにし、応用できるようにすることこそが目的です。そのためには、1問に対してしっかり向き合って、理解を深めていく意識が重要なのです。
私も生徒から質問を受ける際に答を出すところまで解説をすることはほぼありません。基本的にまずは解く方針を示した上で、自分で解いてもらいます。それでも分からなければ、次のヒント、次のヒント、という形で、ほとんどのケースで、解説を1から10までやることはありません。生徒からすれば、すぐに答えや解説をすべてしてもらいたいと思いますが、教える側からすれば、そのように教えても簡単に忘れてしまうことは目に見えています。ですから逆質問をするなどして、とにかく生徒自身が考えて答えを導けるようにすることを意識しています。
勉強への意識が貧弱な子だと、そもそも分からなくても質問しない、赤で解説を書くだけで次の問題へ進む、自分が理解できているのかどうかもわからない、などといった子も非常に多いです。そのような子が多い中で、疑問点をしっかり質問できる、というだけでも、勉強に対する意識としてはしっかり持てていると思います。さらに高い意識をもって勉強できるようになれば、現状から抜け出すことができると思いますし、中学だけでなく、高校でもしっかり結果が残せるようになるはずです。
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