開校時間 | 平日16:00~21:40 祝日14:00~19:00 |
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定休日 | 土曜※・日曜 土曜は不定期開校 |
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対象学年 | 中学生 高校生 |
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中学生の勉強の様子を見ていると、勉強ができない子ほど問題文をちゃんと読まずにいきなり答えを書こうとしていることがよくわかります。一方勉強ができる子ほど、問題文をしっかりよみ、数字や記号、ポイントとなる文言などをチェックしながら、数学ならグラフや図を書いたりして、問題文をかみ砕いて理解する作業をします。問題を読んでから実際解答し始めるまでに『考える時間』があるのです。
これにより質問の質も大きく変わります。勉強ができる子は、このように問題文をかみ砕いた上で質問してくるので、質問が的確です。「ここにこう書いてあるんですけど、解説のここが何でこうなるかわかりません。」みたいな感じです。
一方、問題文を読んでいない子は、そもそも問題文の意味を理解しないまま質問してくるので、質問が丸投げです。「これわかりません」みたいな感じです。どこがどう分からないの?と聞いても、問題文を読んでいなければ、それも分かりません。分からない所が分からない、という逃げに走らざるを得なくなります。
そんな時、私は「これどういう問題が説明して」と問題の説明を求めます。そこで初めて問題文を読むことになるわけです。意外とそれだけで解決してしまうケースも多いです。その上で「どこがわからない?」と聞くと、さすがに、全部、なんてことは言えません。なんでここがこうなるのか、と本人なりに説明しようとしてくれます。これを繰り返して、少しずつ問題文を読む意識をもたせていきます。
伸びない子の多くは、問題文をよく読んで情報を整理し、これを聞かれているから(こう書かれているから)このように解くだろう、という思考が育っていません。おそらく小学生のときから、勉強は早く終わらせるもの、ゲームやテレビ、スマホを使う許可を得るためのチケット、というような思考がこびりついてしまっているのでしょう。何となく与えれた情報を組み合わせて、こんな感じかな、と思考なしで解いてしまう子が非常に多いです。
情報量の少ない中学の勉強でこのような状態だと、高校ではまず間違いなくつまずきます。1問に含まれる情報量は中学の比ではありません。何となく情報を組み合わせることすらできずに、お手上げ状態になってしまうでしょう。
このような子は、目の前の1問を素早く解くことに意味はないということを意識した上で、問題文をしっかり整理して自分の言葉で説明できるようにしましょう。この意識をもつだけでも、取り組みは変わるはずです。勉強は終わらせることが目的の作業ではありません。
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