私立高校受験まで１ヶ月をきり、公立高校受験まで２か月を切りました。中３は来週の最後の定期テストに向けた勉強を頑張っている最中と思います。それが終われば後は受験勉強のスパートをかける時期に入ります。

そもそも受験勉強とは、ただ漫然と何も考えず目の前のテキストをこなしたり、たくさん問題を解くことではありません。出題形式も出題傾向もすでに分かっているのですから、何をどう勉強するのか考えることはそれほど難しいことではありません。

受験生の皆さんは、以下の質問にどれだけしっかりにこたえられるでしょうか？

①あなたは当日点最低何点必要ですか？そのために各教科何点取れば良いですか？

②各教科の平均点や落としてよい問題、落としてはいけない問題を把握していますか？

③時間配分や解く優先順位を考えていますか？

④入試の出題形式はすでに把握していますか？

いかがでしょうか。合格できる子は以上のことをよく考えたうえで自分の受験勉強に生かすことができています。逆に受からない子はこのようなことを全く考えず、ただ学校の宿題をやったり、過去問をやるだけなど、目的意識のない勉強をしてしまう子が多いです。まずは以上のことを調べて頭に入れることから始めましょう。

当塾では、これらのことも含めて受験に向けた公立入試対策講座が今月末より始まります。短期間でもポイントを押さえて学習すれば実力は伸びます。ラストスパートでしっかり追い込みをかけていきます。

最後に少しだけ受験勉強のポイントを解説します。

①理科は色の変化、化学反応式は必須暗記事項です。加えてパターン問題（教科書に載っているような実験問題）を解けるようにしておきましょう。

②歴史は年表とセットの学習が基本です。出来事の前後関係や各時代の文化、社会情勢をしっかり区別しましょう。

③英語は会話表現、熟語は暗記必須です。教科書をしっかり復習しましょう。文法の基礎が理解できていなければ２桁は取れません。現在完了形、不定詞、動名詞、と言われて形や意味がすぐに出てきますか？特に今年の教科書から新しく掲載された、仮定法やletの用法などは必須です。

以上のポイントを基に自分の受験勉強に落とし込んでみてはいかがでしょうか。

※本記事は２０２１年１月２８日の記事を加筆修正しています。