勉強効率と集中力は確実に相関関係にあります。勉強効率は当然合否に直結するわけですから、集中力と合否には関係性があるということは言うまでもありません。もし１時間も集中できない、すぐにスマホに手が伸びてしまう、すぐに寝てしまう、など集中力に難があると自分で思っているなら早めの改善が必須です。

家は多くの誘惑があります。いつでも寝れますし、いつでも休憩できます。大した監視の目もありません。周りで勉強している人もいないので危機感も感じにくいです。

このような環境で自分を律して勉強できる子の方が少ないと思います。何となく宿題をやって終わったらスマホをみて、眠くなったら寝て、いつの間にか時間が過ぎてしまう、といった生活をしていませんか。高１ならまだしもこれを高３でやっていると不合格全落ち一直線です。

そういう子は、環境と時間で自分を縛り、勉強以外やることのない状態にするしかありません。

塾や図書館に行って、帰る時間を決めてその時間までは席を立たない。スマホも一切見ない。もしくは家に置いてくる。送迎も決まった時間に来てもらう。

勉強以外やることが無ければ、勉強するしかありません。時間まで帰れないならそれまで勉強するしかありません。このように環境と時間に自分を縛るのです。

これを続けていれば自然と集中力は身に付いていくはずです。１日３時間が基本になれば、夏休みはこれを１日３セットやるだけです。９時間集中して勉強できるようになれば十分合格できる器ができあがったといえます。

集中力がない子はそれだけで受験勉強において大きな負債を背負っていることになります。受験生になったら集中できるようになると思っていたら大間違いです。今からしっかり改善していきましょう。