高校生は５月に１学期中間テストがあります。高校１年生は進学して初めてのテストですね。記事を書いている日はテスト前最後の週末ということもあり、たくさんの高校生が自習にきて勉強しています。

さて、テストの結果も返却され始めていると思いますが、いかがでしょうか。満足の行く点数が取れた子もいると思いますが、逆に、中学のテストでは見たこともないような点数を取ってしまった子もいるのではないでしょうか。

中学と高校の勉強は取り組み方も必要な意識も大きく異なります。中学生気分でテストを受けた子はきっと打ちひしがれるような結果が返ってきていると思います。ここで危機感をもって次のテストに向けて取り組みを改善できるか、それとも臭いものに蓋をしてしまうかで、２年後に選択できる大学が大きく変わると思って下さい。

高校１年生の学習内容は、大学受験の核となる単元が数多くあり、それらを理解するための基礎となるのが１学期に学ぶ内容です。この基礎を疎かにすると、２学期以降の学習に確実に影響を及ぼすことは言うまでもありません。

１学期で成績が深海に潜ってしまえば、そこからの再浮上は相当な負担が伴います。逆に次のテストで挽回できれば夏休みの復習の負担も軽くなり、再浮上の可能性は高まります。

何も変えなければ、次のテストも同じような結果が待っています。次のテストはあと１ヶ月後、リベンジのチャンスはすぐにきます。意識的に改善していきましょう。