新高校１年生は、中学気分で過ごしていると痛い目を見ます。ということを当塾のHPでは散々紹介しています。

まだご覧になられていない方は一度チェックしてみて下さい。

「新高１の心構え」についてはこちらから。

「中学と高校の学習の違い」についてはコチラから。

中学生活で必死に受験勉強して、目標の高校に入学した皆さん。そんな皆さんにしっかり意識しておいてもらいたいことがあります。この図を見てください。

※記載高校は一例です。

受験直後、つまり今くらいの時期は入試の点数で順位づけされているわけなので、大体左のような学力分布になります。もちろん志望順の関係もあるので完全に当てはまるわけではありませんが、大体こんな感じになるでしょう。

しかしこれが２～３年経つと、右のような分布になります。見事に差が縮まるわけですね。例えば豊田西の上位の子は、岡崎の校内順位でも真ん中よりも上になるでしょう。逆に豊田西の下位の子は豊田北の真ん中よりも下になる可能性だってあるわけです。

高校の勉強と中学の勉強は完全に別物です。中学で中位ぐらいだった子が、高校入学後に勉強を頑張って中学時代のクラスメイトをごぼう抜きすることだってありますし、逆に中学のとき上位で一目置かれていた子が高校でさぼって、見る影もない感じになることだってあるわけです。

いい学校に行ったから、勉強ができるようになるわけではありません。いい学校だからいい大学に行けるわけではありません。どれもすべて自分の取り組み次第です。

このことを肝に銘じて、これからの勉強に取り組んでいきましょう。高校は中学の学力別に振り分けられましたが、新高校１年生は今みんな同じスタートラインに立っている、ということを忘れてはいけません。