本日は公立高校入試の合格発表でした。合格した皆さん、本当におめでとう！努力が報われた子がいる一方、頑張ったのにできなかった子もいると思います。受験とは本当に残酷なものです。しかし、そこで得た自信やくやしさは、必ずこれからの皆さんの糧になります。それを３年後の受験にぶつけてください。

中学と高校の学習の違いについてはこちらの記事をご覧ください。

中学と高校の勉強の違い

さて、来月から皆さんは高校生として新たに勉強していくことになります。その上で大切なことを１つ。中学と高校の勉強は全く次元が違います。入試の成績はリセットされ新たなゲームが始まると思ってください。

受験が終わった直後は、皆さんの順位は内申点と入試の合計点数が高い順に並んでいます。例えば図(上)のように岡崎・豊田西・豊田北・豊田南・豊田の順で偏差値が高い順におおむね並んでいるはずです。

しかし、たった数ヶ月で図(下)のように実力の分布は大きく変わってきます。たった数ヶ月でこれです。３年あれば広がりはもっと広くなります。豊田西高校に落ちて豊田北高校に進学した子が必死で頑張って学内トップクラスにいることができれば豊田西高校の子たちの７、８割は追い抜くことになるわけです。

逆もまた然りです。頑張って岡崎高校に合格したのにそこでつまずき最下層にいれば、多くの豊田西高校の子にごぼう抜きされるわけです。

公立高校入試の成績はリセットされる、とはこういうことです。

今日の合格発表では、嬉しい！悔しい！悲喜交々あると思います。特に頑張ったのに落ちた子は悲しいし悔しいでしょう。しかし高校では必ず追い抜く！という強い気持ちでこれから勉強に取り組むことができれば、一気にごぼう抜きすることも可能です。

合格できた子は気を引き締めて、残念ながら落ちてしまった子は高校でリベンジするつもりで、頑張りましょう！