中３の学診は、受験日程の変更を受けて、今年から実施日程が変わったようです。例年は９，１１，１月にありましたが、今年は、６、１０、１２月に前倒しされました。中３はまさに本日学診があり、明日には結果が返ってくると思います。夏休み前の学診は非常に有意義だと思います。

夏休み前の学診で有意義なポイントは、夏に向けて危機意識を持つことができることです。豊田西を目指しているのに１５０点くらいしか取れていなければ『もっと頑張らないと…」と危機感を持つことができると思います（平均点にもよります）。特定の教科が悪ければ、夏休みに重点的に復習しないと…と優先順位を明確にできます。

ちなみに高校ごとの大まかな点数の目安はこちらのページをご覧ください。

夏休みのように、自由時間が多い期間では、勉強時間の差が如実に出ます。１日１０時間頑張る子なら４２日間で４２０時間。８時間の子なら３３６時間。６時間なら２５２時間です。

１日２時間の差でも夏休みなら８４時間もの差になるわけです。中学範囲で８４時間の差なら、偏差値５は上げられるくらいの差です。

学診の結果を受けて『このままじゃヤバイ！勉強しなきゃ！」と危機意識をもつことができれば、夏休みの勉強量の負荷にも耐えようと頑張れるでしょう。自分の今の立ち位置もわからない状態で勉強しても、合格に近づいているのかどうかわかりませんよね。ただ漫然とダラダラと宿題をやるだけでは、危機感をもったライバルに大差をつけられてしまうことは言うまでもありません。

点数や順位で一喜一憂するのではなく、目標までどれくらい足りないのか、差を埋めるには夏休みにどれくらい頑張らなければならないのか、そのビジョンを明確した上で、夏休みの勉強に向けて意識を高めていきましょう。