開校時間 | 平日16:00~21:40 祝日14:00~19:00 |
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定休日 | 土曜※・日曜 土曜は不定期開校 |
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対象学年 | 中学生 高校生 |
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平均点 | ||
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2024年 | 12.3点 | |
2023年 | 15.2点 | |
Aグループ | Bグループ | |
2022年 | 11.3点 | 12.0点 |
2021年 | 11.6点 | 12.1点 |
2020年 | 10.8点 | 9.7点 |
2019年 | 12.7点 | 12.4点 |
数学は、毎年同じような形式で出題されているので、出題傾向を把握し、対策を練って臨むことが大切です。受験する高校によって必要とされる点数はもちろん違います。上位校では満点を狙らわなければいけないですし、中堅校以下では、難しい問題に時間を割くより見直しをしたほうが有益なこともあります。
もちろん得意不得意があるので、あくまで参考として考えてもらえればと思います。
数学22点満点中10点分が小問集合です。定期テストレベルの簡単な計算問題が中心なので、どの高校を受験する子も、この10点分は確実に得点したいところです。
計算問題5~6点+単純思考問題3~4点で構成されると考えられます。
単純思考問題とは例えば、文字式の計算や変化の割合の導出など、単純な計算問題ではなく多少の知識と思考が必要な問題とここでは定義しています。数友やリピートなど学校で使っているテキストのA問題(基礎問題)レベルです。
大問2:関数、確率、データ分析、証明、一次関数の利用
数学の2点問題はすべてこの大問2に存在します。上位校を狙う子たちのポイントは配点の高い大問2で落とさないことです。
大問3:角度の導出・平面図形・空間図形
図形問題は5点分出題されます。このうち1問目の角度導出は解きやすいので、ここは確実に押さえておきたい問題です。
上位校を狙う子たちは、2,3問目の得点率で差が付きます。図形の問題は思考力が必要なので、どれだけ事前に練習量をこなして経験値を上げていくかが勝負のカギとなるでしょう。
愛知県の数学では、一次関数の利用が毎年必ず出題されています。グラフを書く問題が1問、そのグラフを用いて解く問題が1問の計2問が出題されていますが、平成29年からどちらか一方が2点問題になりました。つまり一次関数の利用問題が計3点分出題されるようになったわけです。
この問題のポイントは2つ、「状況把握」と「グラフ分析」です。例えば以下の問題です。
平成29年度のB日程の問題です。文章とそれに関するグラフが与えられています。
最初にしっかり文章を読んで、どういった状況なのかを適切に把握することが、3点取るための第一歩です。
この問題の状況把握は簡単です。
「妹が家を出て、途中の公園で姉を待つ。来ないから出発する。一方姉は家を出て同じ速さで学校を目指す。学校でちょうど妹と合う。」
この文では姉がいつ出発したのかが文章からは読み取れません。そこで必要なのでグラフ分析です。
文章から読み取った状況とグラフの変化がかみ合うかを見てみましょう。グラフを読むときは、必ず軸の意味から見てください。
意味を詳しく説明すると以下のようになります。【グラフが変化する所=状況が変化するところ】ですから、変化には必ず意味があります。それを適切に読めるようになれば、簡単に解けるようになります。
愛知県入試の大問3(1)角度導出の問題は、どのレベルの子も取れる可能性があり、どのレベルの子も落とす可能性があります。それは、この問題が単に知識量だけでなく、ある程度の【ひらめき】が必要だからです。そして、そのひらめきが起こりやすくするためには、視覚的情報を増やすこと、つまり書き込みを増やすことが重要です。
例えばこの角度の問題です。
まず与えられた条件で分かる角度、次に「補助線」、最後に補助線を用いてわかる角度を意識して書きましょう。
正三角形や正方形があれば、同じ長さの辺が多数あります。これも面倒くさがらず書き込みましょう。わかる角度などを書きこんでいくと、ふとしたときに直感的に気づくことがあります。左のように条件を書きこんで考えてみると…
こんなところに二等辺三角形がありました。
頂角の大きさが分かっているので、この先いろいろな角度を書き込めそうですね。このように書いて、全体を見て初めて気づくこともあります。それほど視覚的効果は大きいので、必ず書き込んで考えるようにしましょう。
重要問題:大問2、大問3図形(2)(3)
豊田西以上(偏差値62以上)の受験者は大問1,2で満点を目指したうえで、大問3でどれだけ得点できるかがポイントです。
大問1は当然満点、大問2でどれだけ時間を使わずに解き切って、大問3の図形に時間を使えるかが勝利のカギです。解く順番は色々言われていますが、最初から順番にやっていくのが無難だと思います。最後の図形から解く人もいますが、最後の問題はかなりの思考力が必要なため、時間をかければ解けるという保証はありません。確実に得点していく方が、リスクは低いでしょう。
重要問題:大問2「2点問題」
この層は偏差値が55~59くらいですが、大問3の出来で大きな差にはなりません。それよりもどれだけ大問2をミスなく得点できるかにかかっています。
数学は16点はキープしておきたいところですが、この16点は、大問3後半の応用4点分落としても、取ることができます。最後の問題に10分かけるよりも、全体の見直しを進めた方が堅実です。一番痛いのは、前半の基礎でケアレスミスをしてしまうことです。
重要問題:大問1、大問3(1)
この層は偏差値が50前後です。このグループは、大問1(10点)と大問3(1)(1点)の角度は正答必須に加え、どれだけ大問2で稼ぐことができるかにかかっています。大問2は2点問題が3問もあり、差がつきやすいので、特に確率、関数、一次関数の利用などはしっかり練習しておきましょう。
大問3の(2)以降は捨ててしまってもいいですが、時間に余裕があれば見直しも終わらせた上でやってみてもいいかもしれません。どちらにしても、10点は確実にキープできるように演習を進めていきましょう。
大問1は満点が取れるように基礎計算を中心に練習していきましょう。
この10点分を確実に得点できるようにしておくだけで、かなり優位に立てます。出題される問題も、【文字式、方程式、連立方程式、平方根】といった定期テストレベルの基礎計算がほとんどなので、しっかり練習すれば最低限5~6点は確実に得点できます。加えて残りの問題も、深い思考を必要としない単純思考問題なので、この3~4点を取れるような学習ができるかどうかが、このレベルの子にとって大きな差になるでしょう。
この基礎計算だけでも何回も見直しをしてください。その上で大問2以降はできそうな問題があればチャレンジしましょう。大問3角度(1)は割と解きやすいです。
解答欄をすべてうめる必要はありません。10点は確実キープすることを目標に学習を進めていきましょう。
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