開校時間 | 平日16:00~21:40 祝日14:00~19:00 |
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定休日 | 土曜※・日曜 土曜は不定期開校 |
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対象学年 | 中学生 高校生 |
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平均点 | ||
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2024年 | 14.8点 | |
2023年 | 12.7点 | |
Aグループ | Bグループ | |
2022年 | 12.1点 | 11.8点 |
2021年 | 12.2点 | 11.8点 |
2020年 | 10.9点 | 10.8点 |
2019年 | 11.0点 | 11.2点 |
愛知県高校入試英語は、各問の解き方をしっかり練習しよう!
平成29年以降の新傾向の問題から、さらに長文の読解力と細かい文法的知識が必要となる問題になりました。英語が苦手な子にとっては大変ですが、練習次第で解けるようになる問題もあります。それを確実に得点できるようにしましょう。
※令和5年の入試よりマークシート形式となりました。以下は県より発表された新形式入試における解説となります。
出題形式はAグループ、Bグループともに大問数は4つ。リスニングが10分程度と筆記考査が40分です。問題量は標準的ですが、近年難化傾向にあります。読解力、文法知識、熟語暗記など、中学英語の総合力が問われるので、英語が苦手な子は得点しにくいため、早めの対策が必要です。
リスニング配点5点
ある会話文に対する四択式の正誤問題。
大問1【適文適語補充】配点3点
会話文において、文意に合う単語や文を選択する問題。英語だけでなく国語的読解力も必要
大問2【適文補充と並び替え】配点2点
大問1とほぼ同じ形式の中に並び替え問題が出題。
大問3【長文】配点6点
適語補充、並び替え、適語補充、文章把握などが中心。主に文法力と読解力が問われる。
大問4【会話文】配点6点
応答文の選択、適語補充など。読解力と語彙力が主に問われる。
個人的な考えですが、新形式入試となったことにより、問題はかなり解きやすくなり、平均点もあがるであろうと考えられます。その分、1問1問の重要性が高まり、特に難関校を受験する子にとっては、細かいミスが命取りになります。
さらに旧形式と比べ、より読解力(文章を読み解く力)が必要となります。小手先の技術やテクニックで解くようなやり方では通用しません。英文を最初からしっかり読んで意味を理解しながら解いていくことが必要です。
以下のように会話文の中に空欄があり、そこに適する語句や文章を補充する問題です。これはすべての大問に共通する問題なので、解き方をしっかり把握しておく必要があります。
まずはしっかりと訳していきます。
ケント:ああああ、何をすべきかわからないよ。
ナンシー:ケント、とても( 1 )ように見えるね。
ケント:そうなんだ、数学のテストがすっごく難しくてさ、自分にがっかりしてるよ。
ナンシー:昨日テストの準備していなかったの?
ケント:そうなんだ、( 2 )。だから数学じゃなくて英語の勉強をしたんだよ。
まず1の問題です。アのtiredを選択してしまうミスがよくあります。「テストが終わったんだから疲れてるでしょ、だからtired!」みたいな感じですね。
しかし文章から疲れている様子は見て取れません。むしろ、何をすべきかわからない、自分にがっかりしている、と嘆くなど、くよくよしている様子が見て取れます。よって答えはエのnervousです。
次に2の問題。テストの準備をしていなかったの?に対して、Noで答えています。これは「してない」という意思表示なので注意してください。付加疑問文や否定疑問の答え方は日本語とは逆です。
ではなぜしていなかったかという理由です。ウエの「時間がなかった」は「数学じゃなく英語を勉強した」とつながりません。数学のテストの前日なのに、時間がなくて英語を勉強した、なんておかしいですね。
アイは「数学を英語と間違えた」という理由で適切です。あとは日時ですが、これはナンシーがyesterdayで聞いているので、last nightが適切です。よってイが正解です。
大切なことは最初からしっかりと読み、文意を把握することです。前後分だけ読めばよい、などと言われることもあるようですが、それでは文意はうまく読み取れません。安定して得点できるようにするには、小手先の技術ではなく、言語学習としてしっかりと文を読んでいくことが必要です。
令和5年の新形式入試の例では、並び替え問題が2題出題されていました。並び替え問題は大学入試でも出題される定番問題なので、考え方をしっかりと理解しましょう。ここでは中学レベルの並び替えの対応法を紹介します。
対応法①主語動詞を把握する。
文を構成する最小の要素は主語と動詞です。並び替え問題ではまずこの2つをしっかり把握することが基本中の基本です。
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2018年B日程(問題部分抜粋)
Now,【 アevery / イare /ウ more and / エpeople / オJapan / カcoming to / キmore foreign 】year.
この中に動詞はareしかありません。これにあう主語を探します。more and moreの形を知っていれば、
more and more foreign peopleの形でまとめられます。またcoming to Japan、every yearでもまとめられるので、more and more foreign people are coming to Japan every year.となります。
【日本に来る外国人が毎年だんだんと増えてきている】
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この問題で最初に注目すべきはareです。これにより主語が複数になるため、peopleが主語であることが容易に推測できます。
対応法②動詞が2つあるときは、2文をつなぐ文法 ①接続詞 ②関係代名詞 ③間接疑問 を最初に疑う。
動詞が2つあると一気に難易度が上がります。しかし注目すべきポイントを知っていれば段階を踏んで解くことが出来うようになります。
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2018年A日程(問題部分抜粋)
The dogs【 アby / イtell / ウis heard / エusing / オthe users / カtheir / キwhat sound 】bodies.
一般動詞の原形tellと、受動態になっているis heardの2つの動詞があります。ここでは今回は選択肢にwhatが含まれているので、間接疑問文を疑って解いていくことになります。
主語がthe dogsと複数形なので、isは続きません。よって動詞をtellにしましょう。
The dogs tell 【犬たちは伝えます。】
さらにtellのうしろには人が来ますね。選択肢の中にはthe users(飼い主たち)があります。
The dog tell the users 【犬たちは飼い主たちに伝えます。】
後半のwhatを使った疑問文は、動詞がis heardなので、受動態の基本形(be+過去分詞+by)で文を作れば、
what sound is heard 【なんの音が聞こえるか】
残りはbyとusingですが、前置詞の後ろの動詞は必ずing形になるのでby usingでつなげられます。
The dogs tell the users what sound is heard by using their bodies.
【犬たちは、彼らの体を使うことによって、何の音が聞こえるかを飼い主に伝えます。】
動詞の個数によってアプローチの仕方は異なります。ここでは解説しませんが、選択肢の中にtoが入ってくると難易度は一気に上がります。
マーク形式になり、平均点は上がると思われますが、易化するかどうかは別の問題です。マーク形式なら理解できていなくても正解できる可能性があるからです。
安定して得点できるようにするため必要なのは、以下のステップで勉強することです。
①中学の教科書レベルの文法の練習
先述した並び替え問題で例えば whenが出てきたら、どんな文法を思い浮かべますか?【接続詞whenで「~のとき」】だけでは不十分です。when to~ いつ~すべきか、の形がありますね。間接疑問で使われる可能性もあります。
中学の教科書レベルの文法が理解できて初めて、入試問題が理解できるようになります。文法理解が不十分な子はまずはここから始めましょう。
②長文を読んで1文ずつ訳をする。
文法が理解できている子は読解の練習です。長文をしっかり読めるようにするには、まず1文1文がしっかりと訳せなければいけません。長文問題を解いて丸付けして、解説を読んで、終わり、では読解力は身に付きません。
大切なのは1文ずつしっかりと訳すことです。日本語で書く必要はありません。英文を読んで日本語の意味を考え、訳を確認する。これを1文ずつ丁寧にやりましょう。
③読みながら訳す練習をする。
1文ずつしっかりと訳せるようになったら、今度は、読みながら意味を理解する練習をします。限られた時間の中で文章を読まなければならないので、1文ずつ読んで丁寧に日本語訳して…とやっている時間はありません。読みながら、日本語の意味を理解する練習をします。ここまでこれば、あとは練習量をこなすだけです。
問題を解くコツを簡単に解説しましたが、英語で高得点が取れるかどうかは、文章をどれだけ読解できるかにかかっています。そのためにはまずは文章を読むことに慣れなければいけません。最低限の単語熟語の知識、文法の知識があればあとは練習あるのみです。
もちろんむやみやたらに数をこなすだけではいけませんが、適切な練習を積んでいければ、読めるようになるでしょう。
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